5月28日(土)

今日は、午前中、なんすん農協清水朝市に参加していました。

開始15分で、持って行ったトマト、ナス、キュウリ、ズッキーニ、インゲンが売り切れ(笑)

夏はこれからなのに、先が大変そうです。


その後、午後からは、代掻きの終わった田んぼに田植え機が通る目安となる目印を付けて回りました。


柿田川と狩野川の合流地点周辺に、目印にするアレチノギクが沢山生えていたので、それを刈り取って、各田んぼの内周(田植え機二台分内側の内周)に沿って点々とアレチノギクを刺していくという、簡単なお仕事です。

この目印の外周は、田植え機2周分の余裕があるわけですが、田植えの時、最後にこの外周をぐるっと2周植えると、キレイに無駄なく植えることが出来るのです。


我が家は米の品質を上げるために粗植栽培をしているので、必要な苗の本数は通常より少なめ。無駄なく植えることはとても重要です。


このような目印を付ける作業、他の農家でやっているというのは聞いたことがありません。手間もかかりますし。。。


でも、美味しいお米を育てるため、今年もこの程度の手間は惜しまず頑張ります。


帰ってきてからは、ズッキーニの誘引の続きをしていました。


去年まで支柱一本だけでズッキーニを支えていたので、ズッキーニを固定している紐が成長と共に茎に食い込んで、風が吹いたとたん、そこから簡単に折れてしまっていました。

どうしたものかと対策をあれこれ考えあぐねた結果、三本の支柱でズッキーニを周りから支えるという方法を思いついたので、ここにメモ代わりに残しておきます。


ズッキーニは、中心の茎を軸に、放射状に葉を伸ばします。なので、その葉と葉の間に支柱を立てて、その支柱で囲われた中心にズッキーニの茎が位置するような仕立て形を作れば、ズッキーニの成長を妨げることなく、強風でも耐えられる構造を作れるわけです。


こんな感じで、放射状に伸びた葉の間に支柱を立てます。

支柱に使うのは、直径1cm程度の太さで、1m程度の長さに切った竹です。

柔軟性があり、強く、それでいて環境付加が低いので、我が家では支柱に使うのは殆ど竹です。


ズッキーニの茎をセンターとして、周りを囲むように支柱を差したら、支柱の隙間から茎が風に押されて出ないように、麻紐で支柱同士を繋いでいきます。

支柱を柱に、麻紐で三角柱を作って、その中心にズッキーニの茎があるイメージです。

そういうことをしているうちに、親戚に頼んで、田んぼに苗箱を運んでもらっていたので、あれだけあった苗も、もうこれだけになりました。

畑の夏野菜も徐々に採れ始めています。

是非直売所で旬を感じて下さい。皆さんのお越しをお待ちしています。