11月19日(木)

本日は、商工会議所の誘いを頂き、『富士山・東北海道広域ビジネスマッチング「食&農」こだわりの逸品展示会2015』に出展をしてきました。

知り合いの方も多く出展されており、挨拶に伺わせていただいたり、わざわざお越し頂いたり、出会いも多かったり。

とても収穫の多い1日となりました。


野菜も販売させていただきましたが、お陰様で全て売り切ることが出来、ありがたい限りです。


ただ、今日はあくまでも緑米がメインだったので、商談も緑米中心に行っていました。

その中で取引先の方に言われたのは、『緑米は色が全てなのだから、もっと色をしっかり出せるように頑張ってほしい』ということ。

そんなこともあって、家に帰ってこんな論文を読んで勉強してます。


けども。

緑米は、果たしてその価値は色だけなのでしょうか。

色がそこそこというのは、登熟歩合が高く、『もち米としては』最高の品質である緑米ということです。

緑米は、その品種自体が最高品質のもち米であると方々から太鼓判を押されるほどのお米。

それを、まるで雑穀の一つみたいな扱いで、五穀米やら雑穀米やらで出すときに色がないと商品にならないみたいな言い方はどうかな、と思いました。


修善寺で上手く色を出す人がいる、とその取引先の方は仰ってましたが、ただ色だけでその価値を図るなら、売り方は雑穀米程度しかないです。

色だけで緑米の価値を図るのが米のプロだとは思えません。


色にこだわって、結局雑穀米で売る程度のことしかできないのであれば、はっきり言って緑米を作る価値はありません。


色を残すために米としての品質をないがしろにし、収量が減ったとしても早刈りし、色を残すために高いエージレスパックを使い、保存にも気を使い、そんなことをしてコストを上げておきながら、作るのはあり合わせの雑穀米。

しかもバカみたいに高い値段。


それって本当にお客様が求めるものなのでしょうか。


緑米の本当の価値は、そこではないと思う。

だからこそ、野菜食堂のように味で選んで下さる所もあるし、うちの緑米を選んで下さるお客様もいる。

私は緑米のそういうところを大事にしたいのです。


もちろん、色を出して餅としての品質も維持できればそれが一番いい。

色を求める取引先さんの言うことも分かります。


なので、こういう論文を読んだり、保存法を工夫したり、そういう努力は今後力を入れていきたいと思います。


ただし。緑米の価値は、絶対に色だけではありません。