11月10日(火)

今年もおかげさまで、稲刈りがほぼ終了しました。


残すは地元小学校の食育活動の稲刈りのみ。


これからしばらくは、玉ねぎの苗の販売に忙しくなります。

当農園の玉ねぎの苗は強くて立派な苗だと毎年ご好評をいただき、一時は種苗店で取扱いされていたこともございます(その種苗店が不況のあおりで規模縮小してしまったので、現在は取り扱いがありませんが、、、残念な限りです)。


今日も午前中は玉ねぎの苗の収穫?にいっぱいいっぱいでした。

午後からは田んぼを耕した跡に畝たてをし、ソラマメを播種。

田んぼの土で育てるソラマメは味がよくなります。

地がソラマメに合っているからです。

農薬も使用せずに収穫までこぎつけることが多いです。

また、ソラマメは空気中の窒素を土に栄養分として固定してくれるので、田んぼの土が痩せにくく、後作にぴったりの作物です。

収穫できるのは1月からかなぁ。


今年最初に植え付けたブロッコリーと白菜、キャベツは、台風の影響をもろに受け、農薬の散布タイミングを外してしまったために中に虫が入り込んでしまって、ほとんど収穫できませんでした。。。

二番手以降のブロッコリー、キャベツ、白菜は、農薬もスケジュール通りに散布でき、台風の影響も受けていないため、無事収穫できそうです。


ブロッコリー・キャベツに使っている農薬

・プレバソンフロアブル剤

・アファーム乳剤


白菜に使っている農薬

・プレバソンフロアブル剤

・アファーム乳剤

・バリダシン5液剤


プレバソンは、アブラナ科野菜の重要害虫であるチョウ目害虫にのみ選択的に効果を示す薬剤で、土着天敵に影響がない安全性の高い薬剤です。安定した効き目で、人体への安全性も非常に高く、散布回数を抑えることが容易に可能な薬剤です。


アファーム乳剤とバリダシン5は、共に自然界に存在する細菌の生成する化学物質を基に作られており、自然界での分解性が高く非常に環境や人体に安全な薬剤です。

アファームは殺虫剤で、幅広い害虫に安定した効果を示し、抵抗性害虫が発生しにくいという特徴があります。

バリダシンは殺菌剤で、白菜を腐らせてしまうカビ病、軟腐病菌に選択的な効果を示す薬剤です。軟腐病菌の増殖に必要な酵素の反応を阻害するという特殊な作用機構で、抵抗性をもつ細菌が生まれる可能性がほとんどありません。地域によっては、農薬使用回数にカウントしないと定められているところもあるほど、安全性の高い薬剤です。


当農園では、使用する薬剤を、その特性や作用機構、環境や人体、土着天敵への安全性を考慮して吟味し、使用回数を削減でき、安定した効果が望めるもののみを選定し、適正に使用しております。


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コメント: 2
  • #1

    admin (木曜日, 21 4月 2022 19:07)

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  • #2

    admin (木曜日, 21 4月 2022 19:08)

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